大の絶叫系嫌いの私がタワー・オブ・テラー乗った話
こんにちは。
皆様、遊園地といったら、絶叫系アトラクションですよね。
絶叫系アトラクションはお好きですか?
私は、超がつくほど大嫌いです。
絶叫系に乗ると決まった瞬間から、謎の頭痛が始まる。
安全バーを下ろされ、キャストのおねえさんに「いってらっしゃーい」と言われた瞬間の、あの、絶望感。
乗ってる瞬間は、精神が文字通りレイジング・スピリッツしてしまい、楽しむ余裕はもはや、ない。
あれですよ、デートで遊園地とか、絶対行けません。そもそも相手がいないけど。
そんな私が、今回意を決して、タワー・オブ・テラーに乗ってきました。
マジで怖かったです。
そもそも、タワー・オブ・テラーって何?
フリーフォール型のアトラクションです。
エレベーターに乗せられ、上下落下を数回繰り返します。
建物の高さは59mで、実はディズニーのあの火山よりも高いらしいです。
きちんとストーリーもあります。
タワー・オブ・テラーの建物(ホテルハイタワー)の持ち主、ハイタワー3世は、アフリカの原住民から「シリキ・ウトゥンドゥ」と呼ばれる呪いの偶像を強奪。
しかし、ハイタワー3世はシリキ・ウトゥンドゥの事を全く大事にせず、お披露目パーティーでも「呪いの偶像だと?馬鹿馬鹿しい!」と言って、あざ笑う。
そして大晦日の夜、ハイタワー3世は、エレベーターに乗っている途中、シリキの呪いにより、行方不明になる。
と、いうもの。
まあ、私はこの話を聞いて「最早ハイタワーの自業自得じゃねーか」「むしろ強奪されたシリキが気の毒」等々、シリキ・ウトゥンドゥ擁護論しか浮かばなかったのですが、その後エレベーターに乗る私らまで、怖い目に会うのは納得できないです。最早、無差別呪いである。
ま、そんな感じで、アトラクションに乗る前、ウェイティングルームで、ハイタワー3世とシリキのバックグラウンドについて聞かされ、そして脅され、いよいよアトラクションに乗る時間となりました。
処刑タイムである。
エレベーターに乗り込み、シートベルトを装着し、
キャストのおねえさんにいってらっしゃーいと送り出される、涙目の私。
そんでハイタワー3世に
「おろかものめ……なぜ忠告を聞かなかった……」と言われ、最早絶望するしかない。
まず、エレベーターが上昇し、鏡の部屋(?) に通された。
怖い。この時点で十分怖い。でも、手は振る。
で、再び扉が閉まり、エレベーターは一気にぐぐぐと上昇。
暗いからめちゃ怖い。
そんで、再び扉が開き、ディズニーシー全景が見れる。私が乗ったときは夜だったから綺麗でした。
そして、次の瞬間に落下。
怖い。
めちゃめちゃ怖い。
っていうか、絶叫系特有の、あの嫌な浮遊感満載である。
んで、ある程度下まで降りてって、よしこれで終わりかなーと思ったところで、再びエレベーター急上昇。そして再び落下。
あのシリキ、許すまじ。
結局、3回くらい落下して(うろ覚え)、もう限界……ッってなったところで、アトラクションは終わりました。
おねえさんに「おかえりなさーい」と言われたときの安堵は半端なかったです。
乗る人へのアドヴァイス
まず、絶叫系苦手なひとは、椅子両側にあるバーを握っておくことをおすすめします。
あれ握っておくと、浮遊感がだいぶましになります。
あと、目は閉じない方がいいです。
閉じると余計に怖くなります。
それから、基本的に景色が見えたら落ちるので、そう心の準備をしておくといいと思います。
あとは、、、怖いと思ったらとにかく叫ぶこと!
叫ぶことによって、怖さが軽減されますし、ストレス解消になります。
個人的に、センター・オブ・ジ・アースより怖い乗り物でしたが、面白かったです。
落ちてるときは、もう乗りたくない~二度と乗りたくない~等々思うのに、実際乗り終わってみるとやみつきになるというか、また乗りたいなーと思うので不思議です。
毎回エレベーターを上げ下げするシリキ・ウトゥンドゥも大変ですね。
最早、呪いが趣味だとしか思えない。
ハイタワー3世、最初はすごく傲慢で尊大なひとだったのに、アトラクション中はシリキにおびえる、ただのしがないおっさんに成り下がってて笑えます。何となく憎めないキャラですね。
個人的に、アトラクション終了後、ハイタワー3世が放ったひとことがなんとなく泣けました。
これは実際乗って確かめてみてくださいね。
良い旅を!
おしまい