ゆにくえガーリィー

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大の絶叫系嫌いの私がセンター・オブ・ジ・アース乗った話

遊園地と言ったら絶叫系アトラクションですよね。
皆様、絶叫系アトラクションはお好きですか?
私は大嫌いです

 

あの独特の浮遊感に耐えられない。

安全バーを下ろされ、キャストのお姉さんに『行ってらっしゃーい』と言われた瞬間のあの絶望感

そんなこんなで、かれこれ10年間全く絶叫系に乗らなかった私が、この間ついにセンター・オブ・ジ・アースに乗ったので、今回はその話を書いていこうと思います。

 

 

 

 

 

 そもそもなんで、乗ることになったのか。


絶叫系が嫌いとわかっていながら、乗るよう強要するひとっているじゃないですか。
わたしは、ああいうひとが大嫌い

あと「乗ってみたら意外と楽しいよ!」って言ってくるひともいるじゃないですか。あれも嫌

あと、乗れないと断固拒否すると「協調性が無い」「いっこくらい乗ろうよ」等々言われることもあるんですが、もはや理不尽しか感じない


そんなわけで、人とディズニーランド行くのが何となく苦手な人間でした。ただ、もともとあまり友達が多い方ではなかったため、あまりディズニーに誘われることもなく、まあ平和な生活をしてました。

転機が訪れたのは、今年の夏でした。


大学時代の友人に「ねえ今度ディズニーランド行こうよ」
って、誘われたんです。

んで、おそるおそる私、訪ねてみたんですよ。
「ねえ、絶叫系アトラクション乗れる?」って。

 

そしたら友人、こう答えました。

友人「絶叫系は全般苦手だよ。でもディズニーの絶叫系って、そんな怖くなくない?」


それは、
絶叫系
嫌いとは
いわない!!!!!!

 

いや、怖いでしょーが、十分怖いでしょうが!

いや、なんていうかね。すごく裏切られた気持ちでした。
校内マラソンで、一緒に走ろうねって言った友達に、置いてかれたような気持ちでした。

そんなわけで、一緒にディズニーランド行こうね!って約束をした訳なんですが
内心、これはまずいそって焦り始めました。


そんな矢先、母親とディズニーシーに行く機会ができまして、
そのとき、これは絶叫系を克服するチャンスかもしれないって思い、
そのままノリで、センターオブジアースに乗っちゃいました。

 

 

 私の運命や、いかに



列に並びながら、震えてました

さすがディズニーというか、スタンバイの列も、地下のボイラー室を模したようなおしゃれなつくりになってたんですが、全く頭に入ってこず

このさきに待っている、地球の中心へ真っ逆さまの旅が怖すぎて


(地球の中心ということで、平井堅さんの『瞳を閉じて』が脳内に流れる)


ファストパス取ってなかったので、スタンバイで乗ったんですが、地獄の数十分でしたね。ちなみに、入り口ではスタンバイで50分って表示されてたんですが、この時間はちょうどショーをやってる時間帯で、見た目よりはるかに空いてました。多分30分も待ってないと思います。


そんな感じでスタンバイの時間は終わりました。
いよいよ、処刑タイムです。(心境的に)


乗り物に乗り込み、シートベルトだったか、安全バーだったか忘れたけど装着する私。
最早、退路は断たれました。


お姉さん「行ってらっしゃーい」


瞬間、私は
「もはやとりかえしがつかない」という言葉の意味を噛みしめる羽目になりました。


なんか、乗り物の外では地底探検の様子とか色々やってて、なんか珍しい生き物とかいたらしいんですけどおぼえてないです。


そして、乗り物に乗ってから、かれこれ3分ほど経過したころでしょうか。
謎の怪物(?)が、火をふきまして。
次の瞬間、乗り物が急上昇しました

 

一気に昇って一気に昇って―――――――そして一気に落ちました


怖――――――く、なかったです。


なんかものすごい風がぶわって吹いたかと思ったら、気が付いたら終わってました。
なんか、一瞬すごい力がかかったかと思ったら、その一瞬で終わりました。

あれ? と思っているうちに、アトラクション降り場にたどり着き、そのまま降りました。余談ですが、落下の後、乗り物の窓からディズニーシーの夜景が見えたのですが、それがすごく綺麗でした。


達・成・感を感じました。
これまで、かたくなに絶叫系アトラクションを避けてきた私だけど、なんだ意外と乗れるじゃんって。
私って意外と勇気あるじゃんって、自分を褒めたい気持ちになりました。

 

 同じく絶叫系苦手な人間にアドバイスするなら?


さて、
もし、私同様に絶叫系が苦手だけど、センター・オブ・ジ・アースに乗ろうとしている人にアドバイスするとしたら……。


とりあえず、前方のバーを、しっかり握ることをおすすめします。
これで、あの独特の浮遊感が、だいぶましになります。


あと、怖いとおもったらひたすら叫ぶこと。
叫ぶことによって、怖さが分散されますし、ストレス解消にもなります。


まあ、絶叫系が嫌いとわかっていながら、乗るよう強要するひととか、乗れないと断固拒否すると「協調性が無い」「いっこくらい乗ろうよ」等々言うひととかはいまだに嫌いですけどね。
お前の方が人としてどうなんだと声を大にして言いたい。


もし、勇気を出して絶叫系乗ってみたいな~って人いたら、この方法試してみてください。

 

おしまい

 

☆次回予告☆
センター・オブ・ジ・アースに乗ることに成功し、調子に乗った私。味をしめたまま、タワー・オブ・テラーに乗ることにした。そこで待っていたのは、全く未知の恐怖。私は、乗ったことを、激しく後悔するのであった――。
次回『大の絶叫系嫌いの私がタワーオブテラーに乗った話』
に、続く。(ほんとに続くよ!)

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