大の絶叫系嫌いの私がガジェットのゴーコースター乗った話
こんにちは。
突然ですが、皆様は絶叫系アトラクションはお好きですか?
私は、大・大・大嫌いです。
何故、ひとは、遊園地にスリルを求めるのか。
観覧車でのほほんと景色を眺め、コーヒーカップでキャッキャウフフと遊んでいれば、それでいいじゃないですか。
そもそも、日常生活が十分スリリングなんだから、遊びに来た時までスリルを求めなくても良いじゃないですか。
そもそもなんで、絶叫系乗れなくなったの?
私は小さい頃から絶叫系があまりすきでは無かったのですが、絶叫系に乗れなくなった決定打は、私が小学6年生の時に体験したとある事件でした。
そう、あれは家族でUSJに来た時のことでした。
どんなアトラクションに乗ろうかなーみたいな話をしていた時、いちおう母親に、絶叫系乗りたくないとは伝えたんですよ、
そしたら母にこう言われました。
『うんわかった。じゃあ、1個だけで良いから乗ろうね』
1個だけで良いから乗ろうね
1個だけで良いから乗ろうね
は??????
そして、結局母親に言いくるめられ、
乗ったのは、ジュラシックパークでした。
母親に、
『大丈夫だよ。怖いのはほんの一瞬だから』
って言われました。
そして、結果、
私は、取返しのつかないトラウマを背負う羽目になりました。
怖いのは1瞬と言われたって、
その最大瞬間風速に耐えられないわ!!!!
なんで、絶叫系乗れないイコールノリ悪いと言われなきゃならないの???
絶叫系が嫌いとわかっていながら、乗るよう強要するひとっているじゃないですか。
あと「乗ってみたら意外と楽しいよ!」って言ってくるひともいるじゃないですか。
私は、ああいうノリが大嫌い。
でも、何より嫌なのは、乗れないと断固拒否すると「協調性が無い」「いっこくらい乗ろうよ」等々言われることでした。
乗れないものは、乗れません。
それがなぜ、協調性と結び付けられなきゃいけないのか、私は小さい頃からずっと疑問に思っていました。
『乗ってみたら楽しいよ』って言われて、知り合いに乗せられたこともあったんですが、楽しくなかったです。ほんとに恐怖を感じただけでした。
自分にとって嬉しいことが、他人にとっても嬉しいこととは限りません。そんなの、少し考えればわかることじゃないですか。
『自分にとって嬉しいことでも、もしかしたら他人にとっては嫌なことかもしれない』って考えられるくらいの想像力はもはや必須じゃないですか。
少しは考えて、ものを言っていただきたい。
……と、まあこんな感じで、あれ以来10年ちょい、全く絶叫系に乗らずに生活しました。
友人と遊園地に行くことになっても「ごめん、私は絶叫系乗れないから、みんなで乗ってきて」と言って、何回かそれで気まずい思いしたり、いきなり不機嫌になられたり、協調性がないと言われたりもしたんですが、まあそれでも、私の意思はゆらぎませんでした。
そんな私でしたが、ある出来事をきっかけに、
『よし、絶叫系にトライしよう!』と、決心しました。
きっかけは、大学時代の友人
転機が訪れたのは、今年の夏でした。
大学時代の友人に「ねえ今度ディズニーランド行こうよ」
って、誘われたんです。
で、友人に、
『ねえ、絶叫系アトラクションって乗れる?』って聞いてみました。
そしたら、友人
「ディズニーの絶叫系は、乗れるしむしろ好き」って答えたんですよ。
軽い絶望感を感じました。
ただ、むしろここからが重要で、
その友人は、23年生きてきて、ほとんどディズニーランドに行ったことが無いそうです。
(ちなみに私は、毎年数回行ってます。)
で、その友人
「ディズニー行くの楽しみだなー」つって、
色々と下調べまでしてくれたんです。
すごい、良い子なんですよ。
そんな友人の様子を見て、私は思いました。
この友人を、落胆させるようなことをしたくない……!
と。
こうして、私は、絶叫系嫌いを克服することを己に誓いました。
ちなみに友人とディズニーランドに行くちょっと前、家族と一緒にディズニーシーへ行き、センターオブジアース乗ってきました。
その時の記事はこちら
そして当日
そして、友人とのディズニーランド当日。
私「どれ乗りたい?」
友人「うーんと、あれ」
友人が指さしたのは、ガジェットのゴーコースターでした。
私の心の声(よかった……。あんまり怖くなさそうだぞ!)
こうして、私が初めて、家族以外と乗ったコースターは、ガジェットのゴーコースターになりました。
絶叫系嫌いの人間にとって、アトラクションの待ち時間すら最早地獄じゃないですか。
この先に待ってる恐怖が怖くて、心臓バクバクじゃないですか。
ところが、この時のガジェットのゴーコースターは5分待ちで、もはや苦しんでる暇すらありませんでした。
ドングリの形の乗り物に乗り、安全バーを下ろす私。
退路は断たれました。
お姉さん「いってらっしゃーい」
そして、そんな私の思いは無視され、ゴーコースターは出発しました。
私(か、帰りたい……。)
ジェットコースターがゆっくり坂を上がっていく最中、私の頭の中では、今までの思い出が走馬灯のように流れていきました。
そして、コースターがてっぺんに来たところで、、、
落下。
・・・・・・。
まって、
十分怖いんですけど!!!!!!!!!
そんな私の心の声を無視し、コースターは右に揺れ、左に揺れ、落っこちていきました。
ただ、そんな長い時間はかからなかったです。せいぜい1分程度で終わりました。
これから乗る人へのアドヴァイス
安全バーにきっちり捕まること。
それから、怖いと思ったら、素直に叫ぶこと。
これに尽きるかなーと思います。
もし、私同様『絶叫系死ぬほど嫌い』って人いたら、
ぜひ、これ試してみてください。
最後にひとこと、
絶叫系苦手だな~でも克服したい~ってひとは、
まず、ガジェットのゴーコースターから始めると良いかもしれない!
ガチものの絶叫系ほど、怖くないので。
まあ、絶叫系が嫌いとわかっていながら、乗るよう強要するひととか、乗れないと断固拒否すると「協調性が無い」「いっこくらい乗ろうよ」等々言うひととかはいまだに嫌いですけどね。
お前の方が人としてどうなんだと声を大にして言いたい。
もし、勇気を出して絶叫系乗ってみたいな~って人いたら、この方法試してみてください。
とりあえず、友人とのディズニーは、楽しかったです。
それじゃ。
おしまい
☆別の記事☆
最近は、絶叫系克服し、色々乗ってます。
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